不要輻射

旅行、写真、無線関係、電子工作、自転車、オーディオ、などなど。 現在、中華人民共和国広州市の南の外れ、南沙区在住。

2013年09月

もう発売から22年ほど経つアイコムの430MHz帯FMハンディトランシーバ、IC-3STを所有しています。無線局事項書にも載っている現用機ですが、内臓バッテリーが駄目になり、適当な交換バッテリーが見つからないままに死蔵品になっています。また、S5程度の信号でもノイズが多く、復調がうまくいかない傾向があります。受信復調に関してはPLLの周波数ズレだと思い、PLLを調整する事にしました。
アンテナ端子にダミーロードを接続し、線路の途中に20dBカプラを入れて周波数カウンタに接続します。
電源電圧は13.8Vに調整します。
イメージ 1IC-3STのPLLユニットはシールドケースの中にあります。調整は、ロック電圧と、発振周波数です。
右寄りに二つ開いている穴は、左が周波数調整、右がロック電圧の測定ポイントです。
シールドケースのアルミシールを剥がすとロック電圧を調整するための穴が現れます。
調整は全て周波数を4440.00MHzにして行います。
初めにロック電圧の調整をします。ロック電圧測定ポイントの穴にテスターを挿しこんで、測定点の当たりを探り、電圧を測定します。
送受信の電圧が高い方の電圧を3.0Vになるようにロック電圧調整穴からドライバーを挿しこんで調整します。
次に送信時の周波数を測定し、周波数調整用の穴にドライバーを挿しこんで440.00MHzになるように調整します。本機の場合は調整前が440.00120MHzと1.2KHz高い周波数にずれていました。439.99997MHz(30Hマイナス)まで調整しました。送信していると熱を持ちドリフトが発生します。だんだん周波数が低い方にずれる傾向がありましたので、本当は少し高間に調整しておいた方が良かったかもしれません。
以上で調整は完了です。
ホイップアンテナを付けて窓辺で何局か受信してみました。調整の効果はありました。調整前はノイズだけだったS1、2程度の弱い信号でもそれなりに復調できるようです。送信局側の周波数ズレとの関係もあると思いますので、少しワッチしながら効果を確認したいと思います。
 

Elpida製の永久保証メモリが壊れて、2本ペアで修理に出す必要がある、との事なので新しくメモリを買いました。永久保証とは言っても結局壊れたら新しいのを調達しないとPCが動きません!
どうせメモリを買うならと猫に小判、豚に真珠という覚悟(どういう覚悟?)で、奮発して8GB×4=32MBです!
自室にはエアコンが無く、夏は36℃以上になります。無負荷でもCPMは50℃近くになります。当然、クーラーが付いていないマザーボード上の他のチップもチンチン。HDDも触って居られない位。メモリモジュールも例外ではありません。最初、ブルースクリーンが出た時はPCのオーバーヒートが原因かと思って、あれやこれやと放熱策を弄した程です。
そのような経験があったので、新しく購入したのはヒートシンク付きのVENGEANCE。台湾製ですがこのメモリも永久保証です。
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見た目がスゴイですね。でも実物はメモリをアルミヒートシンクで挟んだだけのシンプルな構造で、やたら意味の無い印刷が遠目で見るより安っぽく感じさせます。
でもまあ、そういう見た目に惹かれて注文してしまったという事も否定できませんが・・・。
早速取り付けです。
イメージ 4メモリの取り付けですから何の事はない話し・・・、のはずでしたがここで浅はかな無計画が露呈。
なんと、メモリーのヒートシンクがCPUクーラー(Asetek製のIntel水冷CPUクーラーRTS2011LC)の水冷ラジエターと干渉して取り付けられません。
GIGABYTEのマザーボードX79-UP4にはCPUの左右に4本ずつのメモリスロットがあり、4本のメモリをクワッドチャンネルで動かす場合には一番ラジエター側に挿す必要があります。左の写真はラジエター側から3番目のスロットにメモリを挿した写真です。完璧にメモリのヒートシンクの高さではラジエターと干渉します。
しかたなく、ラジエター側のメモリ1本はヒートシンクを取り外して取り付ける事にしました。
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アルミ製のヒートシンクはメモリチップと樹脂でつながれています。当然、熱伝導の良いシリコンゴムのようなものでしょう。何かの機会に元に戻す場合には同様な機能の樹脂、接着剤などで代用できそうです。
壊れてしまったCFD Proのメモリーと並べてみると使用している基板は同じものです。パターンだけでなくULマークも同一ですので同じ工場で作られた基板です。メモリチップはさすがにElpidaではありませんでした。
ヒートシンクを外したメモリも含めて4本のメモリを取り付け、PCを起動。
Windowsエクスペリエンス インデックスを測定すると0.1だけ向上していました。
ディスクのデータ転送速度がボトルネックになっているので、エクスペリエンス インデックスは殆ど改善しません。
CDのリッピングやDVD映画データの加工でも効果の程はよく分かりません。CPUはCore i7-3930K 3.20GHzなので、遅くはないと思うのですが。
でもまあ、やれる事はやったという自己満足は十分。道楽ですね。
 

イメージ 1ネットワークプレイヤー N-50を使い出してから音質が改善されたので、以前聴いたCDがどのように再生されるのか、という楽しみも加わって、音楽を聴く時間が増えました。
当初はN-50に付属のおまけピンケーブルを使っていましたが、この先何年もつかうものなので、もう少し良いケーブルが欲しくなり、地元の電気店などを探しましたが、これというものがありません。
通販で買おうとインターネットで調べていると、シールド線の自作紹介記事が沢山あります。
コストも既製品より安くできそうだし、機器の配置実情に合わせたケーブル長で作れるので、自作してみる事にしました。
自作という事になれば、手元の部品箱にある低周イメージ 2波、高周波用のシールド線とサトー電気で1個32円のピンプラグで用は足せそうなものですが、オーディオの世界ではケーブル、RCAピンプラグはもとより、電線に印刷されている文字の向きまでまことしやかに音質の議論がされています。奥が深い世界ですね。
で、私も音質はともかく、ブランドと外観も性能の内、とばかりにBELDEN 8412とCLASSIC PROのRCAプラグを注文しました。普段、無線に使っている部品より、ピンプラグは6倍、ケーブルも4倍以上高額な部品です。無線には絶対に使わない、というより価値を認めららないような高額部品でもこの位のグイメージ 3レードの部品は必要と考えてしまうのはオーディオの魔力ですね。
2芯シールド線の接続方法に関して、いくつかの方法とそれぞれの考えがあるようですが、2芯をそれぞれ信号線のホットとコールドに使い、外皮シールドは片側のみコールド側と接続してグランドに落とします。
外皮シールドをグランドに落とす側はむき出しにした外皮シールドの上をピンプラグで締めこんで固定します。ちょっとした事ですが、ピンプラグのケーブルかしめ固定部は、予めケーブルがすんなり入るように広げておくと作業がスムーズです。更に外皮締めこみ部の裏にあるピンプラグのスリットを使ってピイメージ 4ンプラグと外皮を半田付け。外皮シールドを電気的に確実に接続します。
このやり方が正しいのかどうか分かりませんが、Mプラグを使い慣れているアマチュア無線家としてはこのスリットが半田付け用に思えてなりません。
この上から熱収縮チューブを被せて完成です。熱収縮チューブとピンプラグのカバー部は先にケーブルに通しておく事は言うまでもありません。
絶縁はCLASSIC PROのピンプラグに付いている透明のビニールチューブでも良いのですが、どなたかがインターネットで、絶縁チューブをピンプラグからはみ出させる事でシールドをグランドに落としている側を識別するというアイデアを紹介されているのを
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拝見し、使わせていただきました。
音に拘る方、違いが分かる方はきっと、この絶縁チューブにも拘りを持ってケーブルを作成されている
のでしょうね。
シールド外皮をグランドに落とさない側の接続は、ケーブル外皮を剥いで露出したシールド部を全て切り落とし、念のため髭線を防ぐ目的も含めて熱収縮チューブを被せます。
ピンプラグへは熱収縮チューブの上からかしめて固定し、当然ながらピンプラグ裏面からシールド線への半田接続はしません。
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出来上がったケーブルははみ出た熱収縮チューブで方向性を確認します。一般にインピーダンスの高い信号の受け側(入力端子側)でシールド外皮を落とす向きで使っています。もちろん、逆に接続しても音は出ますし、ノイズなどの点では必ずしもいつも差が出るとは限りませんので、理論的な議論より好き好き、拘り、好みの問題だと考えています。
さっそくN-50のおまけRCAケーブルと交換して聴いてみると、低域の量感が増した印象です。
中域に対して籠ったり、高域が落ちるという事ではなく、低域のエネルギー感が増した印象。
以前より少し気にしていたスピーカーの振動の床への伝わりが更に気になり、インシュレータを試してみイメージ 7たくなりました。
そんな事でマニアックな道に入っていくのでしょうね・・・。気を付けねば。
 
BELDEN 8412とCLASSIC PROのピンプラグ(R14GAとR14GB)ですが、BELDEN 8412は絶縁被覆が熱に強く、しっかりと半田付けができて丈夫で信頼性のあるケーブル作成に向いています。また、カッターによる絶縁被覆切除作業もしやすく、加工性の良いケーブルでした。
CLASSIC PROのピンプラグは長さがあるので、機器への接続には背面の余裕が必要です。半田の乗りも良くケーブルとしっかり接続できます。
貴いだけの事はあるかな?

もう半月以上前の話しですが、夏休みに会社の先輩のお宅にお邪魔してきました。
昨年、海外勤務から帰任され、自宅のオーディをセットを新しくしたので、一度聴きにおいでよ、というお誘いです。お知り合いのオーディオに詳しく自作を旨とされている方の制作されたプリアンプ、パワーアンプ、チャンネルデバーダーとその方のアドバイスで作られたFOSTEXユニットの30cm×2本のフロアタイプウーファ、JBL LE175ドライバーとウッドホーンのスコーカー、それにスーパートィーターです。
音源はCDからリッッピングしてDACを通して再生。ハイレゾ音源も楽しまれています。
音は一聴してJBLと分かるトランジェントの良いクリアな音色です。しかし、LE175が現役の時代の良くも悪くも個性的なJBLサウンドではありません。オーディオマニアというより音楽好きな先輩ですので、音楽などの話をしながらいろいろなジャンルの何枚(リッピング音源ですが・・・)ものCDを楽しみましたが、キツイとか耳に来るような鳴り方はありません。とにかく音がクリア且つ心地良く、いつまでも音楽を楽しんでいたい、という気になりました。
また、途中で、最近購入されたというM社のCDプレーヤ(たぶん、実売10万円+α程度)でSACDも聞きましたが、CDからリッピングしてDACで再生した音源の方がよほど情報量が多く、音質、音場、解像度共に良く感じました。理屈としては不思議ですが、先輩もCDプレーヤは使っていない様子。
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自宅のオーディオセットは先輩のシステムと比べるべくもない一般的なものです。特にCDプレーヤはDENONのDCD-1515ALGで発売後20年近くたった古いものです。
シルバーパネルのDCD-1515ALが1994年9月に発売され、翌年サイドウッド付きのALGが発売されましたので、もう、18年近くも使っています。
高級機に搭載されていたALPHAプロセッサーを採用したモデルで、当時はフラットで抜けの良い印象で、シャンペンゴールド&サイドウッドの外観と共に、とても気に入っているプレーヤです。
ですが、近年、スピーカーとアンプを更新した事で、次(次の散財する機会!)はCDプレーヤの買イメージ 2い替えを、と考えていたところで前出、先輩宅で聴いたPCオーディオ(正確にはなんと言うのでしょう?)に感化され、どのようなシステムが必要なのかをインターネットでいろいろと調べてみました。
PC→DAC→アンプ、の構成が一般的のようですが、居間で音楽を聴いている時に稼働させるPCが煩いと困ります。また、レイアウト的にアンプの近くにPCを置くスペースもありません。
そこで、実は良く内容を理解していなかったのですが、4万円という価格と自宅にサーバーPCがあることからパイオニアのネットワークプレーヤN-50を購入してみました。発売から数年たっているとはいうものの、定価が7万円以上もする機械が実売、4万円とは結構なディスカウントです。
しかしそのおかげでインターネットでポチッと、殆ど衝動買いです。次にCDプレーヤを買う時には20万円近くの価格帯を想定していたので、それと比較するとだいぶ安い買い物です。
N-50を発注してから、やおら慌ててDLNAサーバーの立ち上げに取り掛かりました。
centosのサーバーにLAMP環境だのRPMforgeリポジトリだの、よく意味のわからない作業を重ねてMediatombを立ち上げ、既に立ち上げ済みのSAMBAからアクセスできるフォルダーを公開して音楽データを置くようにしました。後はもう、毎日仕事から帰って風呂と晩酌(やめられません!)を済ませたらせっせとリッピングの日々。
で、肝心の音はと言うと。
とっても良いです!この音が4万円の機械で実現できるのだから、絶対にお買い得!
DCD-1515ALとは情報量が違います。また、これはパイオニアなりこの機種の音質傾向かもしれませんが、今まで多少不満だった低域のメリハリと押し出しが強くなり、いい感じです。
N-50の音質が単体CDプレーヤのどの程度のグレード相当なのか、分かりません。ですから最近のそこそこのCDプレーヤならこの程度、又はそれ以上の音質なのかもしれません。
しかし、4万円の買い物で、この音質改善は期待以上の結果です。
私のように古いCDプレーヤをそこそこの(好きな人でなければ買わないような)価格帯の製品に買い替えを検討されている方は、一度PC、又はネットワークオーディオをご検討される事をお勧めします。
 
 
 
 

イメージ 1メインで使用しているPCに突然ブルースクリーンが出るようになりました。
何度立ち上げてもブルースクリーンが出てシャットダウンするようになり、ブルースクリーンには「MEMORY_MANAGEMENT」と出ています。
念のため、可能な全てのハードウェアを
取り外し、又、他製品への交換などをしましたが症状は同じです。
使用しているメモリーは8GB×2のCFDのデュアルチャンネル動作テスト済セットです。
1枚のみ及び2枚セットででマザーボードのメモリースロットの変更を全ての組み合わせで実施しました。
結果、2枚組の特定の1枚を装着しなければ
イメージ 2(もう1枚のみで動作)正常動作します。
1枚が故障のようです。
メモリーの動作が不安定、ひどい時はbootしない、などということも経験しましたが20年程のPC歴の中で動作中のメモリーが故障する経験は初めてです。
いつもはバルクメモリーを使うのですが、信頼性を重視して初めてブランド品を買ったのですが・・・。Elpida製メモリーですが、こんなこともあるんですね。
さっそく購入店に連絡を取り、2枚セットで修理返品することになりました。修理とはいっても交換ではないかと思いますが、『デュアルチャンネル動作テスト済セット』なので、動作確認には正常なもう1本の方も必要なのでしょうね。修理の間は1本のメモリーで動かせば良いと思っていましたが、別なメモリーが必要になりました。
 
 

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